9月23日(金・祝)阿賀町中ノ沢渓谷森林公園で「にいがたの森あそべんちゃー2022」が開催されました。
当日は朝から小雨。みんな集まってくれるか心配でしたが、なんと欠席ゼロ!うれしかったです。
まず、受付とともにお昼の準備。赤十字新潟県支部からお越し頂いた小松茂夫指導講師のアドバイスを受けながら、実際の炊き出しでも使用される、赤十字のマークの入ったビニル袋に、お米と水を入れてセットします。
このお米は新潟ケンベイ様からご提供いただいた「 新潟県産コシヒカリ無洗米吟精」の新米!
植物性のでんぷんを使って丁寧に磨かれたお米なので、そのまま使用でき、災害時やアウトドアでとっても便利!こだわった製法のおかげで、とってもおいしいのです。お求めはこちらから
その後は、阿賀町中ノ沢渓谷森林公園の自然探索コースに。
「お山の森の木の学校」世話役 明石浩見さん曰く「雨の日は森が喜んでいます!そんな表情を楽しみましょう!」と。3班に分かれて森の中に入っていきました。
確かに森の中は雨も優しいのでした。
トチの実発見!見た目は栗饅頭みたいで立派です。
3種類の成り立ちの違う森をみて、解説を聞きました。
タネの形にも植物の知恵が詰まっています。タネ飛行を紹介してもらいました。
まだ若い森では、こどもたちの目線の高さで、様々な木々の実を見ることもできました。
キウイフルーツみたいな「サルナシ」まだ熟す前のもので、実をなめると口の中がピリピリと。
せせらぎを渡って、キャンプ場へ。約1時間半の散策でした。
その頃、駐車場ではスタッフがお昼の準備をスタートさせていました。
よく乾燥させた丸太に切り込みを入れ、風の通り道を作った「スウェーデントーチ」。木くずを載せて、マッチを使い木くずに着火します。
モノを燃やせば、温室効果ガスCO2が発生します。でも、この木々はこの阿賀の森でCO2を集めて光合成をして育ったもの。このサイクルを繰り返す限り、二酸化炭素の排出と吸収が差し引きゼロで排出量が増えない。というのが「カーボンニュートラル」の考え方です。
子どもたちも、一生懸命うちわであおいでしっかり燃えるよう頑張りました。
お湯を沸かし、ハイゼックス包装食(特別なビニル袋)に入れたお米をゆでると30分程度でご飯が炊きあがります!(お湯はグラグラ沸きたってから入れるとおいしく仕上がります。)
ホカホカのご飯1合が炊きあがりました。
そして、ラップをかけた食器にご飯と温めたレトルトカレーを盛って、ランチタイム!今回は皆さんにカレー皿を持参してもらい、体験しました。災害が起きたときは水がとても貴重なので、食器を洗わなくてもいいように、こうした方法がとられます。ラップは破れやすいので二重にかけた方がいいんですね。
そして、ランチの後は、工作タイム。
間伐材を利用したプレートに思い思いのデザインで文字や飾りを張り付けていきます。
こんなものも作りました。間伐材SDGsホイールバッチ。木のぬくもりで優しい色合いに。
SDGsには17のゴールがあって、みんなの力を合わせて達成していくことをバッジに色鉛筆で17色を塗りながらクイズなどで勉強しました。
阿賀町で開催された「にいがたの森あそべんちゃー」阿賀町からご提供頂いた阿賀町産コシヒカリを使用した「新潟ごはん」フリーズドライのご飯をお土産にお渡ししました。
新潟ごはん 詳しくはこちら
うめしそ味でお湯なら3分。水でも5分でおいしく食べられます。そのままだとスナックの様で、これもおいしいのですが、ほうじ茶をかけてお茶漬け風にして食べるのも体が温まっておいしいそうです。最大8年の長期保存が可能な商品で、いざという時に、安心です。阿賀町は防災にとても力を入れています。
参加者の皆さんは、元気いっぱいでした。
ご参加くださった皆さん、どうもありがとうございました。