
日本で一番有名と言っても過言ではない絵本キャラクターの、野ネズミのぐりとぐらのシリーズです。ある春の気持ちのいい日、ぐりとぐらは、サラダとサンドイッチをどっさり作って、原っぱで朝御飯を食べることにします。そこで出会ったのは、とても手が長くて陽気なうさぎ、くるりくらでした。3人は、朝御飯を食べ、木登りをしたり、雲に乗ったり、体操をしたりして遊びました。それから3人は、くるりくらの家で、くるりくらのお母さんに10時のおやつを出してもらいました。その後、ぐりとぐらはくるりくらに別れを告げ、縄跳びをしながら、元の原っぱに戻りました。
何と言っても、ぐりとぐらはかわいらしいですし、幼い読者にとってくるりくらは非常に魅力的なキャラクターに映ると思います。なぜなら、くるりくらはとても頼もしく、一緒にいると、どんどん遊びが広がって行くからです。読者も、その遊びを一緒に体験したような気持ちになるでしょう。

推薦者:足立幸子(新潟大学教育学部教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。)
