
団塊ジュニア世代というと、いわゆるバブル時代の後の就職氷河期に大学を卒業するなどし、正規雇用に届かずフリーターなどになり、人生設計の経済的基盤を得られにくかった気の毒な世代というのが私の印象でした。しかし、本書は日本社会の中で、ボリュームゾーンに位置する彼らが、今後どのような動きをすることになるのか、あるいはどのように生きていくべきなのかを、様々な角度から論じています。著者自身も団塊ジュニア世代であり、応援をベースにした温かく前向きな論調で、語ってくれていると思います。

推薦者:足立幸子(新潟大学教育学部教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。)
