大人の本棚・こどもの本棚

おおきな木

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一本の大きな木がありました。その木は、いつも遊びに来てくれる1人の少年のことが大好きでした。少年は毎日のように大きな木に登り、かくれんぼなどをして遊びました。そして、時間は流れます。ある日、成長した少年は木の所にやって来て「ものを買いたいのでお金がほしい。」と頼みます。木は、自分の木に実っているりんごを持たせます。その後も、少年は姿を見せるたびに自分の欲しい物を木に頼み、そのたびに木は、自分の体の一部をあげていきます。最後に何もなくなった木が少年にあげたものとは…。

この本は、わかりやすい言葉で書かれてありますが、内容は奥が深く心に残ります。ぜひ、年齢を重ねるたびに読み返してほしい1冊です。

新潟市立中央図書館 サービス1 吉田 恭子

 

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