はぐくむコラム

朝のルーティンで健康チェック

SNSでシェア

今年のゴールデンウィークはどのように過ごしますか?過ごされましたか?

この1年で皆さん「日常生活のアイデア」を身につけたと思いますので、去年と比べると、少しは”まし”な過ごし方ができたのではないかと思います。天候によっては、密にならないような場所を選んで山菜採りや菜の花・チューリップを見に出かけるのも良いのではと思っています。

伊藤家では進学で上京した娘のところに行く予定でしたが、緊急事態宣言下では新潟との往来ができず寂しい時間を過ごしそうです。早く終息して、気兼ねなく往来ができる日を楽しみにしています。

予定していたことが無くなると…。だらだらと時間が過ぎ、テレビや動画を観て、夜更かしをして、次の日の起床がいつもより遅くなりがちに。休み明けの体調が優れないこともしばしば。なんて事ありませんか?

朝型の私のルーティン。

  • ①4、5時頃に目覚め
  • ②ネットニュース、新聞、ラジオからの情報収集
  • ③メールの送受信、一日の予定確認(仕事モードに突入する時が多いかな)
  • ④朝食
  • ⑤身支度
  • ⑥出勤

大雑把に言うとこんな感じです。

 

健康チェックのための私のルーティン。

①〜⑤までにそれぞれチェックすることがあるのですが、①の目覚めと⑤の身支度についてお話しします。

  • ①の朝の目覚めでは、「まだまだ寝たい」または、「スッキリ起きられた」か、体調の確認をしています。そして、睡眠の質を計るために、スマートフォン・アプリケーションを使って、感覚的な満足感に数値化(満点は100)したデータをプラスしています。録音機能もあるので「いびき」や「寝言」を聞くと、笑えます。過去の傾向から・・・スポーツや実技の授業をした日は「ほぼ満点」、会議前後は「80点くらい」とハッキリしています。

そして、月曜日は「満足感」も「点数」も低い傾向があります。なぜなら土日はルーティンが守られずに遅寝遅起きをしてしまいがちだからです。そこでお尋ねします。お子さんの朝の目覚めは、寝たそうですか?スッキリ起きられていそうですか?

月曜日の登園、登校の様子はどうでしょう。特に、このGW明けの木・金曜日はどうでしょう。お子さんのルーティンは崩れていなかったですか?

「朝からあくび」をして「眠そうだ」と感じられたなら、午前中は学習スイッチが入らなかったかもしれません。そんな日は早く寝かせて、次の日からいつものルーティンにもどしましょう。

 

私の最大チェックポイント(凄く大げさですが…)は、⑤の身支度です。

何をするかというと、靴下を履くときです。

皆さんは立って履けますか?

誰でもできそうなのですが…試してみてください。お腹の出っ張りが邪魔をしたり、筋肉が硬くなって柔軟性が落ちたりして、前屈みになれない。立って履くには、数秒でも片足立ちで身体を支えるバランス感覚と筋力、柔軟性が必要になります。

ぜひ、お子さんと一緒にチャレンジしてください。5歳くらいまでは、ふらつくお子さんが多いのですが、5歳を過ぎた頃にバランス感覚が飛躍的に伸びるため、できるお子さんが増えて来ます。子どもにとっては発達段階なので、これからが見込めます。

しかし…大人は、筋力とバランス感覚、柔軟性の体力低下を自覚することのできる最大のチェックポイントです。

ふらついた方は、1週間立って靴下を履くことを続けてみてください。

足の裏や指で調整している感覚がどんどん目覚めてきます。足裏に意識を置くことができることは、歩いたり走ったりする時に地面の硬い柔らかい、凹凸などの情報を的確に処理する事に繋がります。重心の位置を足裏で感じられる事は、転倒予防にも役に立ちます。

 

子どもにとってのルーティンは、大人が創らなければできません。

大人にとってのルーティンは、自覚しないと創れません。

GWや長期休暇明けを気持ちよくスタートするために、普段を崩しすぎないようにしてください。

5本指ソックスを愛用している私にとっては、ちょっとだけ普通の靴下よりも難易度が上がっています。

今日も微動だにせず 履けた! 「よし、良い感じ!!」

 

*5月8日(土)BSNラジオ 朝10時~「立石勇生 SUNNY  SIDE」で放送予定です。

この記事のWRITER

伊藤巨志(三条市在住 新潟県立大学人間生活学部子ども学科 教授)

伊藤巨志(三条市在住 新潟県立大学人間生活学部子ども学科 教授)

1964年、三条市生まれ。日本体育大学大学院修了、新潟大学大学院博士課程修了。子どもの身体発育発達学、運動遊び、健康教育を専門に研究。県立自然科学館で「忍者アトラクション 出現!とやの城」を監修するなど、遊びの中で運動を身につける「遊育」を推奨。現在:県立大学人間生活学部子ども学科長。日本体育学会、日本発育発達学会などに所属。
SNSでシェア

新着記事