SDGs de はぐくむコラム

親の気持ち、子の気持ち

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今回でここでのコラムは最後になります。約20年いろいろなところで子育てコラムを書いてきました。今はもう、私自身は子育てが終わり、娘達も大人になりました。

今、私は障がいのある方やそのご家族、子ども達、お年寄り、老若男女様々な人達とドリームハウスの居場所(ドリームハウスHOPE、ドリームハウスクルシェアなど)で過ごしています。そんな風にいろんな年齢の親子と接して、改めて子育て時期の大切さを実感。そして子育ては一人でしてはいけないものだと痛感しています。

みんなで子育て。お互い様の助け合い。

そんな想いから、この春から、中央区ドリームハウスHOPEにて、「ドリームハウス先輩スクール(仮称)」という発達障がいなどの子どもや大人の方たちの為の学校のようなものを始めたいと思っています!!

がんばってるパパママ達が少しでも心が楽になるように、元気になるように、子ども達が自信を持って生きられるように…。

子育てママの心情を歌った歌 私のオリジナル曲
「君の手のひら」の前半の歌詞

1番
「♪ママ大好き!泣きながら君が言う。泣いてばかりの私を抱きしめて、君が言う。君の小さな手のひらが私を大きく包む。もう、もう、もう」

2番
「♪だってやなんだもん!泣きながら君が言う。ため息をついて私は一緒に涙ぐむ。私の方がもうやだ。私の方が泣きたいよ。でも、でも、でも、、、、、」

この「君の手のひら」の歌の中の「もう、もう、もう」や、「でも、でも、でも」には、ママの語り尽くせないたくさんの思いが込められています。
あなたは、どんな言葉が浮かんで来ましたか?
そして、この歌詞は続きます。

「♪君の温かなその手のひらに、ママはいつも救われる。ごめんね。こんなママだけど、幸せなんだよ。生まれてくれて、ありがとう。」

 

そして、子どもが親を思う愛も。

「幸せ」

おこるママでいい
大丈夫、僕は知っているから
かかえきれない悲しみを
いっぱい背負って生きてきた

それでも僕を産んでくれて
すっごく不安なのに
一人でがんばって
いっぱい痛かったね
いっぱい悩んだね
いっぱい泣いたね

僕は何もできないけれど

お母さんが大好きなんだ

どんなお母さんも好きなんだ

あの時お母さんが僕を守ってくれたように

僕もお母さんを守りたい

たまに笑う お母さんの笑顔が
僕がいていいんだって安心する

僕は何もできないけれど

今 この瞬間を

ママと一緒にいられるだけで
幸せなんだ

ここでの子育てコラムは最後になりますが、親と子、それぞれの心情をこれからも、言葉に紡ぎ届けていきたいと思います。

3年間ありがとうございました。

 

* BSNラジオ  土曜日午前10時「立石勇生 SUNNY SIDE」の オープニングナンバーの後に「はぐくむコラム」お伝えしています。
3月12日は、新保まり子さん のお話をお楽しみください。

この記事のWRITER

新保まり子(新潟市在住・多世代居場所事業代表)

新保まり子(新潟市在住・多世代居場所事業代表)

1970年新潟市生まれ。子育て中の孤独感から1999年、育児中のママとともにママの心が元気になる毎日型の居場所・子育て応援施設「ドリームハウス」を新潟市西区に設立。2017年、多世代交流、障がい者の居場所確保をめざす企業も設立し、様々な地域で居場所作り応援。 2016年 県弁護士会 人権賞を受賞。現在: NPO法人がばじこ理事長 ドリームハウス代表 子守唄シンガー
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