みなさん、両親学級って知っていますか?
話題の AI にも聞いてみました。
以下のようにまとめてくれました。
両親学級(りょうしんがっきゅう)は、妊娠・出産・育児に関する知識や技術を学ぶためのクラスです。主に妊娠中のカップルや家族を対象としており、出産前の準備や赤ちゃんのケア、母親の健康維持、父親の役割など、多岐にわたるテーマを扱います。
具体的な内容としては以下のようなものがあります:
• 出産準備:出産の過程や方法、緊急時の対応など
• 育児知識:赤ちゃんの抱き方、授乳方法、オムツの交換など
• 健康管理:妊娠中の母体の健康維持や産後のケア
• 父親の役割:育児への参加方法やサポートの仕方
• 心理的サポート:妊娠や出産に伴うストレスや不安への対処法
これらのクラスは病院や産婦人科、地域の保健センターなどで開催されることが多いです。
とあります。
まさにこの通りで、各自治体や、新潟市は区や公民館等で実施されています。
新潟市や他の自治体での名称は、各地区で違ったりしていますが、「安産教室」「プレパパママ教室」「パパママ教室」「母親学級」「妊婦学級」「産前学級」「うぶごえ学級」などなど、まだまだたくさんの名称があります。
こちらの名称にも混ざっていますが、私たちが進めてきた、父親支援から言わせていただくと、名称からしても、育児には父親不在が、ある意味行政的にも育児支援にしても、一般的であり、父親の育児や家事があてにされていないこともわかります。
さて、私たち「ファザーリングジャパン」は、こういった偏見をなくし、笑っている父親であり、育児家事にも関心を持ち、子どもや母親、家族がもっと幸せになるように、子どもを育てるのには苦労はつきものだけど、楽しく乗り越えて、幸せな家族になろうよ!と活動してきました
その結果(私たちの活動だけではありませんが)、
母親学級→両親学級
に変革されたりしてきたのだと自負しております。
こういった変革において、過去の男性の育休取得率1~2%代の活動から、どの様にして今や男性の育児や家事、そして育休取得率30%(令和 5 年度)に至り、この両親学級が変革してきたかは、次回以降にお伝えさせていただきます。
そして現在、私たちが企画運営している、新潟県の事業をご紹介いたします。
この企画は、行政で行われていたりする両親学級の中でも、父親の育児における役割にフォーカスして実施しています。これは、両親学級等においての育児に係る学びの場としても、まだまだ足りていない父親の意識向上や、パパのスイッチを入れてもらうきっかけを作りたいと思っています。
男性の育休の経験談をお伝えしたり、父親経験者から直接育児や家事などを実際やってみて、どのようになったのか、どう感じたか、母親の気持ちや、子どもたちはどう変わったのか、などかなりリアルな父親が悩み不安になるところを解消できるようにと考えています。
そして、数々の両親学級に私たちも父親のパートで協力してきましたが、実は大きな悩みがありました。「本当に聞いてほしい人に届いていない」です。
「可能なら、必ず出産を控えるご夫婦には全数聞いてほしい」と・・・講座を募集し実施すればするほど、悪いことでは全くないのですが、集まる方々のほとんどは、もうすでに育児休業を取るつもりだ!とか、育児や家事はやるべきだからさらに学びを強化するために参加した!とか、実は結構意識高い人が増え、こういう講座に応募してくる方は、「結構意識高い系」だよねってことなんです。
となると、意識高い父親が増えてきたことは、大賛成だし、良いことですが、ある一方で、講座の案内を見ても参加したいと思わない、全く育児家事に興味関心が無い、育児や家事は母親がやるものだ、などなどまだまだ、学んでほしい方が大多数だということもあり、そういう方々を、どのように参加につなげるかを常に考えています。
というわけで、現在、新潟県こども家庭課と一緒に考え、実は昨年から試験的に実施しているのがこちらになります。
分娩施設(産婦人科など)は必ず出産では夫婦共々関わるよね、分娩施設で案内したり、産婦人科の先生に案内してもらったり、産婦人科の医院で両親学級が実施できたら、父親の参加が向上したり
あまり育児家事に興味が無い父親でも参加してくれるんではないかと・・・
最後に、今回の両親学級のご案内はこちらになります。
まだまだ申し込みを受け付けています。
ご興味のある方はこちらから申込お願いいたします。
* BSNラジオ 土曜日午前10時「立石勇生 SUNNY SIDE」の オープニングナンバーの後に「はぐくむコラム」をお伝えしています。
1月18日は、ファザーリングジャパンにいがた顧問の大堀正幸さんです。お楽しみに!