明けましておめでとうございます。
2023年 卯年が始まりました。
絵本の世界には、たくさんの ウサギ がいます。
ビアトリクス・ポターのピーターラビット
せなけいこの『おばけのてんぷら』に出てくるうさぎ・・・
今年は新旧、そして世界中の絵本の中からウサギに出会ってほしいです。
私にとってのウサギの絵本といったら
「うさこちゃん」です。
世界中にファンの多いミッフィーシリーズ。
オランダの絵本作家 デック・ブルーナ が描いた作品で、日本では福音館書店から出版されている「うさこちゃん」シリーズです。
さて、SDGsのゴールとされる2030年までは残すところ7年となりました。
2015年9月から7年経ち、折り返しの時期に突入しているのです。
そこで今年は「SDGsを知っているから目標へ向かって行動している」に変えていく年にしなければならないと思います。
今回紹介する本はそんな行動に向かう時のヒントになりそうな本です。
SDGs17のゴールにはそれぞれをもっと具体的に示したターゲットがあります。
その数は169。多いようにも思われますが、私たちがどんな行動しなければならないかが細かく書かれています。
ここを知ることで、世界で起きている問題も理解できます。
まずは気になるゴールの部分のターゲットだけでも、読んでみてほしいです。
そして「今私たちが出来ること」を探してほしいです。
もしかすると、すでに日常生活の中で目標達成に向かって、行動していることがあるかもしれません。
次に紹介する絵本は10歳の少年が小学生に向けて「できること」を教えてくれた絵本です。
12のできることを示し、日本に暮らしている子どもたちに世界で起きていることを具体的な数字を示しながら説明し、そこから自分たちの生活に与える影響を分かりやすく教えてくれます。
また、できること9のページでは、〈世界では、東京と同じぐらいの大きさの森が、毎週1つきえています。なぜだと思いますか?りゆうをしらべてみましょう。〉と疑問を投げかけ、自分で調べるように促しています。
本で情報や知識を知るだけでなく、このように自分で調べ、自分の頭で考えることが学習にもSDGsに必要だと、私は思っています。
イギリス人であり、日本人でもある少年環境活動家は、どこの国の人という前に、地球人であることを教えてくれます。
ぜひ今年からは、どんな世代の人も地球人ということを意識して行動し始めてほしいです。
今年は
ウサギのように
ぴょんぴょん跳ねながら
素敵な未来を創っていく年にしましょう~!