はぐくむコラム

ウイルス禍の育児

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〇出産はマスクをつけて
初めて聞いたとき、本当にびっくりした。まさかと思ったけど、そのまさかが本当に行われているのか!!と。
それでなくても苦しいのに更に苦しい。昔の自分の出産を思い出しても、どれだけそれが過酷だろうかと思う。今のママ達は本当に驚く状況の中、がんばっている。ひとつひとつ聞くたびに驚く。

〇通院も入院も一人
妊婦検診に上の子も連れて行けない。そのたびに預け先に困る。楽しみにしていた産後のクリニックでのお祝い膳。本当は家族でゆっくり食べるはずだったのに、ひとりぼっちで、泣く赤ちゃん抱えながらのひとりご飯となる。里帰り出産とか、お母さんに来てもらうこともできず、産後のその後の体の為に休まなきゃいけない時期もなかなか休めず、初めての育児でわからないことだらけで不安。夜泣きや授乳などだけでもクタクタになってしまうのに。誰も頼れない辛さ。

〇遊びたいのに遊べない
子どもが歩けるようになっても行けるところが限られていて、子育て支援センターも定員が少なく、行ったのに看板が立ってて入れない時もある。子どももママも楽しみにして行くのに、目の前で入れなくて、子どもが泣く。ママも拒否された感覚に。いろんな意味でとてもとてもせつなくなる。
そんなことばかりで出ること自体に疲れ果て、閉じこもりがちになり、イライラや不安が募る。

〇大事な時期だから
この、妊娠、出産、育児の大事な時期をママがどんな気持ちで過ごせたかというのが、その後の親子関係や成長にも関わってくる。
この時期を、少しでも安らかに過ごせるように、家族や周りのひとが共に子育てに関われたらいいな〜。

どうしたらいいのか。
どうしたらいいのか。
みんなでもっともっと考えたい。

オンラインとかも増えたり、良いこともある。
笑顔のフルフェイスを、ちゃんと子ども達に見せたい。今はみんなマスクしていて表情もわかりづらいから。
生身の人の温かさや近くで語りかける声や匂い、触感も、大事なんだろうな〜。

できることから始めよう。

ママが一人で抱えなくて良いように。

今、ママの声を聴こう。

ママのために工夫して、
みんなで心の手をつなごう。

出来ることをやってみる

私が出来ることは訪問。
沐浴や家事や話を聞くこと、子どもをみることなど。
あと居場所を開いてる。いろんな人が赤ちゃんを見れたら、その人も元気になる。
ママも赤ちゃんも元気になる。

みんなができそうなこと。
電話で話を聴く。ちょっと手伝う。応援メッセージ動画を送る。メッセージ色紙を送る。手紙を書く。LINEで友達になる。オンラインビデオ通話する。などなど…いろいろできそう。

このピンチがチャンスになったらいいな。
「助け合い子育て」のカタチが生まれるチャンス。

今、私は「先輩れんたる」っていう活動をしたいと思っている。
忙しくても、一人一人が、自分が経験した「困りごと」を、後輩である今困ってる人に伝える。教える。それが、後輩にとって希望の光になり、先輩にとっても自尊心が高まる助けになったら。
あらたな心のつながりのカタチをみんなで創っていけたら、そんな風に思っている。

この記事のWRITER

新保まり子(新潟市在住・多世代居場所事業代表)

新保まり子(新潟市在住・多世代居場所事業代表)

1970年新潟市生まれ。子育て中の孤独感から1999年、育児中のママとともにママの心が元気になる毎日型の居場所・子育て応援施設「ドリームハウス」を新潟市西区に設立。2017年、多世代交流、障がい者の居場所確保をめざす企業も設立し、様々な地域で居場所作り応援。 2016年 県弁護士会 人権賞を受賞。現在: NPO法人がばじこ理事長 ドリームハウス代表 子守唄シンガー
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