SDGs de はぐくむコラム

笑っている父親に!活動のきっかけ

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笑っている親父を増やす活動をしています、ファザーリングジャパンにいがた代表の大堀正幸です。また男の子ふたりの父親でもあります(小2、年長)今回は、少しだけ私がこのような社会を変える活動(ソーシャル)を仕事と別で行っているきっかけや父親を支援することってどういうことなのかを少し話をさせていただきます。

私が経営者として、このような活動をするきっかけをもらったのは、社員さんの奥様が突然なご病気でお二人の娘さんを抱えた父子家庭になったことでした。彼が、子供さんを送り迎えしながら、勤められるのか?私にも大きな課題をその時もらったと感じました。

そこから社内では働き方改革を実践し、彼のような子育てがある人や介護や、病気などを抱えていても、働き続けられる会社を作りたいと思いました。そうなんです、そこから、会社だけでなく、地域、そして社会を変えることが私の役割なんだと感じ始めたんです。その為、働き方改革から、ファザーリングジャパンと出会い父親支援活動と出会ったり、障がい者の共生社会実現活動に出会ったり…。私は、そんな活動をするために生まれてきたんだなと、最近を思うようになりました。

さて、ここでファザーリングジャパンの活動の中心である父親支援について少しお話ししたいと思います。そもそもこのような言葉聞いたことありませんよね?子育て支援、家庭支援、などは当たり前になりつつあると思いますが・・・ですが、私と同世代から上の方にはわかってもらえると思います。子育ての「父親支援」も、私が子供の時には無かったんですよね。そうなんです!「支援」という言葉って、そのこと自体が難しくなってきているからなんですね。

子育て支援は、経済が良かった時には、家庭の平均所得は今より大幅に多かったので、母親は、専業主婦で子育てに集中し、父親は仕事へ「男は仕事、女は家庭」という考え方が当たり前でした。そして、所得が減れば減るほど、共働きをしなければ、家庭がなかなかうまく回らなくなってきて、そして、子供たちもその共働きにより子供自体の生き方も変わらざるを得なかったのではないかと思います。

そんな中、この活動を始めた創設者が、子供たちの絵本の読み聞かせの時に子供が笑っていない、その後ろには笑っていない父親を見て、色々な苦難にさらされている父親を何らかの形で支援をしないと、子供や母親にも笑顔になってもらえないのではないかと思い、このファザーリングの活動を始めました

さて、父親支援の具体的な活動については…次の回にお話をさせていただきます。その間に、皆さんもどんな支援ができるか、どんな支援が必要だと思うか考えてみてはいかがでしょう。

BSNラジオ「大杉りさのRcafe」4月13日放送予定

この記事のWRITER

大堀正幸(新発田市在住・ファザーリングジャパンにいがた顧問)

大堀正幸(新発田市在住・ファザーリングジャパンにいがた顧問)

1973年 新発田市生まれ。大学卒業後、家業のリフォーム業を継ぎ28歳で社長就任。早くから働き方改革やワーク・ライフ・バランスに取り組み、業務効率化に成功。NPOファザーリングジャパンの新潟地区や新潟イクボス企業同盟を設立。2児の父親。 現在:新潟市男女共同参画審議委員 新発田市子供子育て会議委員など。
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