京都市の山奥の渓谷にかかっているつり橋（ゆらゆら橋）のところで、サトシは、安倍晴明の弟子であると主張する不思議な捨丸（すてまる）という少年に出会います。捨丸は本当に千年の時を越えて、橋のこちらにある現代にやってきたのでしょうか。サトシは捨丸に頼まれたあることを、引き受けることにしました。
陰陽師に発想を得た文学やサブカルチャー作品にはいろいろなものがありますが、これは最も小学生らしい素朴な児童文学作品で、小学生が楽しく読めると思います。
※この本は品切重版未定で、現在流通していません。
（BSNキッズプロジェクト事務局より）
推薦者：足立幸子（新潟大学教育学部教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。）
