大人の本棚・こどもの本棚

#赤ちゃん相談室

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新米パパ&ママにとって、赤ちゃんとの生活は初めてのことばかりで不安なもの。赤ちゃんが泣いている理由がわからなくて、一緒に自分も泣きたくなってしまうことも…。もう嫌だぁ~と思った時に、この本は力を与えてくれます。

Twitterで大流行のハッシュタグ「赤ちゃん相談室」を書籍化したもので、育児をカスタマーサービス風に表現し、お客様(赤ちゃん)からの質問(クレーム)に、相談員(パパ&ママ)が冷静に答えるQ&A形式になっています。寄せられるのは食事や睡眠、入浴やオムツ、遊びなど様々で、どのクレームも「子育てあるある」と言えるものばかりです。

Q「自分で手足を自由に動かせるようになりとても嬉しいので喜びの舞をしていますがネンネしようねと言われ不快です。」(4か月 男性)にはA「夜中の3時です。」(34歳 女性)、Q「寝たいのに眠れません。どうしたらいいかわからず、毎回とりあえず泣いています。」(6か月 女性)にはA「泣かずに寝たらいいと思います。こちらも寝たいので、その辺は一致しているはずなのですが…。」(30代 女性)など、ユーモアたっぷりに書かれていて、育児の悩みをクスっとした笑いにかえてくれます。
小児科医・森戸先生からのアドバイスもあり、その寛容さに心が軽くなります。

推薦者:有本 教子(新潟県立図書館司書。こども図書室担当。2女1男の母。)

新潟県立図書館のホームページにBSNキッズプロジェクトの「大人の本棚・こどもの本棚」で紹介された本のリストが紹介されています。こちらもどうぞご利用ください。

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