大人の本棚・こどもの本棚

コミュ力は「副詞」で決まる

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本書は、日本語学者による日本語の品詞「副詞」についての入門書なのですが、絶妙なタイトルだと思います。確かに、我々の心のひだを表現したり、複雑な人間関係をより的確に演出したりするのが「副詞」だと言えます。
本書では、これまでの副詞研究の様々な研究成果を面白く軽やかに紹介しています。また、現代生活において日本語を駆使して生きていく大人の実用書としても役に立ちそうです。

推薦者:足立幸子(新潟大学教育学部教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。)

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