動画・テレビは乳幼児にどう影響するのか、デジタルと紙の読書はどのように違うのか、SNSのやりすぎは教科書を読めなくするのか、AIは言語学習の助けになるのかなど、この本で取り上げられていることは、現在皆が一番知りたいと思っていることではないでしょうか。
著者は、デジタルは良いとか悪いとかいう単純なことではなく、様々な分野にわたる海外の研究を幅広く整理した形で紹介し、現在どういうことがどこまで分かっているかを、平易な言葉で丁寧に説明しています。
推薦者:足立幸子(新潟大学教育学部准教授。新潟アニマシオン研究会顧問。専門は国語科教育学・読書指導論。学校や家で子どもが読書をするための方法や環境について研究している。)