
夏休み、どこにも出かける予定がないトミーは、旅行に出かける近所の人たちのはちうえを預かることにします。はちうえ1個につき、1日2セントでお世話をするのです。植物の世話が得意なトミーは、植物の種類に合わせて、水やりや日の当て方を考えて世話をします。
やがて植物はどんどん伸び、とうとうジャングルのようになってしまいます。家の中をはちうえに占領され、おとうさんはしかめっ面です。ある晩、育ちすぎた植物で家が壊れる夢を見たトミーは、朝起きると図書館へ行き、植物の本を読んで、それぞれの植物に合った管理のしかたを調べます。
表紙には、「げんきな はちうえ よい しょくぶつ」という本を真剣に読んでいるトミーの姿が描かれていて、ページをめくるとすぐに物語が動き始めます。最後は、近所の人たちに元気なはちうえを返すことができ、誇らしげなトミーの顔と、忙しかった仕事が片付き、優しい笑顔を見せるおとうさんの姿…そして嬉しいことが待っています。
これから始まる夏休み。みなさんも、楽しく過ごせる何かが見つかるといいですね。トミーのように図書館へ行って、知りたいことを調べてみるのもおすすめです。

推薦者:有本 教子(新潟県立図書館司書。2女1男の母。)
新潟県立図書館のホームページにBSNキッズプロジェクトの「大人の本棚・こどもの本棚」で紹介された本のリストが紹介されています。こちらもどうぞご利用ください。
