私が通う小学校の通学路にコブだらけの大きな木が一本ありました。その薄暗く不気味な様子から「おばけの木」と呼んで怖がり、その木の前を通る時は、いつも息を止めて走り抜けていました。ふと、幼い頃に怖がりながらも楽しんだ「木」とのささやかな思い出が蘇りました。

本書では、身近な「木」での遊びが様々紹介されています。いつもの散歩道，親子で「木」と遊んでみませんか？触ったり、においを嗅いだりするだけでも楽しいですよ。掲載されている実験は、なかなか本格的です。有害な木や虫に用心しながら楽しんでください。

推薦者：ほんぽーと新潟市立中央図書館　サービス１グループ　司書