大人の本棚・こどもの本棚

ママとうみのやくそく

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韓国 チェジュ島を舞台に、わたしとママ、そしておばあちゃんの3世代をつなぐ海のお話です。

おばあちゃんとママは海女さんです。海からの恵みを分けてもらい、素潜りで漁をしています。そんなふたりをわたしはいつも陸から心配しているのでした。なぜかって・・・

それは海がおだやかな時ばかりでなく、家の屋根に届くくらいの大波にもなることを知っているからです。

そんな思いで不安を抱いている孫に、おばあちゃんが「うみのかみさまのいうことをちゃんとまもること」と、「うみのうつくしいやくそく」の話をして、海と一緒に生きてきたこと、これからもこの地で生きるためには忘れないでほしいことを教えてくれるのでした。

海だけでなく、自然と共に生きていくためには考えなければならない内容をしっかり伝えてくれる絵本です。海女さんのドキュメンタリー映画を制作した作者ならではのメッセージがたくさん詰まっています。故郷のチェジュ島、そこの海女さん文化をとても大切にしていこうという思いが伝わります。

海女さんって日本と韓国にしかない職業だそうです。両国で海と同じくらい大切に守っていきたい文化に思えました。

 

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