大人の本棚・こどもの本棚

メアリー・スミス

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みなさんは、朝早く起きるのは得意ですか?
どうやって朝起きていますか?

この本は、正しく動いてくれる目覚まし時計が安く手に入らなかった頃の本当のお話です。

表紙に書かれている主人公メアリー・スミスさんのお仕事は、「ノッカー・アップ」と呼ばれる「めざまし屋」でした。

彼女は毎日、夜がまだ明けきらない薄暗い中を、穴の開いたゴムのチューブを持って出かけます。
向かった先はパン屋さん、汽車の車掌の家、せんたく屋さん・・・
町じゅう歩き、次から次へとみんなを起こして行きます。

さて、メアリー・スミスさんはどうやってみんなを起こすのでしょう?

こんな楽しい起こし方なら、わくわくして、朝がくるのが待ちきれないかもしれません。
ページをめくると、仕事中のメアリー・スミスさんの写真がのっていて、本当にいた人であることがわかります。

推薦者:有本 教子(新潟県立図書館 司書。こども図書室担当。1男2女の母。)

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