あやこちゃん、おとうさん、おかあさんがピクニックにお出かけをする朝の様子を描いたお話です。あやこちゃんの胸が高鳴るドキドキ、ワクワクの気持ちは、自分の幼かった時の記憶を思い起させます。
子どもがお手伝いをしたり、荷物を出し入れしたりする程に事はややこしくなり、せっかく準備してあった物は、どこかにいってしまって大騒ぎ。親もイライラしてしまうことも。
あやこちゃんのおとうさん、おかあさんは、そんなあやこちゃんの気持ちを察して、どこまでも優しく、温かい様子が心に残ります。
推薦者:大平光代(絵本の家「ゆきぼうし」(魚沼市)代表。絵本専門士の資格を持つ。10年間子育て専業主婦をし、現在は保育園、こども園勤務の保育教師。大阪府出身)