大人の本棚・こどもの本棚

おひさまパン

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冬の間、寒くて、暗くて、色を無くしてしまった灰色の街。どうぶつたちは、おひさまが顔を見せてくれる春を待ち望んでいました。

そこでパン屋さんは、本物のおひさまみたいな、特別なパンを焼くことにしました。丁寧にこねた金色の生地をオーブンに入れると、どんどん大きくふくらんで、ふくらんで…ふっくらあたたかい、おいしいパンが焼きあがりました。どうぶつたちがおひさまパンを食べると、とってもふしぎで、すてきなことが起こります。

あたたかくて、やさしい、おひさまの光。生き物に力を与え、こころまで満ち足りた気持ちにしてくれます。

4月に入り、私たちが暮らす街にも春がやってきました。おひさまの光をたっぷり浴びれば、まるでおひさまパンを食べたみたいに、わくわく、あたたかい気持ちになれるはず。元気いっぱい、春を楽しみましょう。

新潟市立中央図書館 サービス1グループ 神林 朋実

 

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