SDGs de はぐくむコラム

英語はSDGs達成に貢献するための道具!?その②

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長岡技術科学大学は、国連アカデミック・インパクト(UNAI)SDG9ハブ大学に2期連続で任命され、世界唯一のSDG9ハブ大学として、産学連携(大学などの教育機関と民間企業が協力して研究・開発すること)に関わりのあるSDG9(産業と技術革新の基盤をつくろう)を中心とした、全てのゴールの達成を指向した教育研究を促進しています。

先日、国際連合(国連)本部ビルに表敬訪問し、SDG9ハブ大学として今後の活動に関する打合せを行いました。多くの企業が社会課題解決に向けた取り組みを積極的に行っており、SDG9の推進には企業や地域社会の協力が欠かせません。今後も、UNAIが期待する産業界との連携に積極的に取り組んでいくつもりです。

前回のコラムで、2030年SDGs達成に貢献するために、英語が必要かどうか疑問を提起しました。今回のUNAI担当者とのSDGsに関する打合せは、当然ながら英語で行われるため、英語が話せないと交渉や課題解決に向けた提案は困難です。ただし、英語を話すということは、「母国語以外の言葉が話せる」ということだけでなく、「自国の文化や情勢を理解していると同時に、他国の文化や情勢も理解しようとしている」ということでもあります。したがって、英語を使って「コミュニケーションをとること」が重要であり、英語の文法が完璧でなくとも、意思疎通ができればそれで十分だと考えます。

国際交流イベント

英語を使ってコミュニケーションを取り、他の国の文化を知ってもらいたいという思いから、長岡市立中之島中央小学校の児童と本学留学生との国際交流イベント「Let’s talk in English with international students!」を企画しました。同校の5年生・6年生の約130名と、本学の学生組織「SDGsプロモーター」及び留学生12名(インド、インドネシア、スペイン、セネガル、パキスタン、ベトナム、マレーシア、メキシコ、モンゴル、ルーマニア)が対面で交流をしました。

子どもたちは英語で自己紹介したり、総合学習の時間に学んだことを絵や身振り手振りで表現したりするなど、留学生に真剣に伝えようとしていました。留学生たちは、パワーポイントを使い、自己紹介や母国の紹介を熱心に行いました。授業で学んだ英語表現を実際に使えたことに大喜びした児童もいました。また、その国を訪れてみたいという好奇心や、現地で食べるその国の料理に興味津々の児童もいました。英語がコミュニケーションを取るためのツールであることを実感したのではないでしょうか?子どもたちの未来がとても楽しみです。

余談ですが、私は、海外を訪れる際には、必ず某有名チェーン店に行きます。日本では、ハンバーガーセットが700~800円程度ですが、同じメニューがニューヨークでは1,600~1,700円にもなります。味はほぼ同じであるにもかかわらず、値段が倍以上も異なるのです。そこで雑談が始まります。「なんで米国ではここまで高いんだろう?」「いやいや、逆に日本は安すぎるんじゃない?」「米国では住むのは厳しいね。」「物価が安い日本に行こうかな。」ワンコイン(500円)でランチが食べられる日本は、本当に住みやすい国だと思います(もちろん、住みにくい部分もあります!)。日本の素晴らしさを、是非海外の方々と交流して実感して欲しいです。

<長岡技大語学センター>
https://www.nagaokaut.ac.jp/center/lang/index.html

<長岡技大図書館利用案内>
https://lib.nagaokaut.ac.jp/infomation/guide/user.html

* BSNラジオ 土曜日午前10時「立石勇生 SUNNY SIDE」の オープニングナンバーの後に「はぐくむコラム」をお伝えしています。
4月1日は、長岡技術科学大学 SDGs推進室員の勝身麻美さんです。お楽しみに!

この記事のWRITER

勝身 麻美(長岡市在住 長岡技術科学大学 SDGs推進室員)

勝身 麻美(長岡市在住 長岡技術科学大学 SDGs推進室員)

1973年 東京都生まれ、高知県育ち。理学博士。初・中・高等教育に従事、一般企業勤務(海外)を経て、現在は長岡技大国際産学連携センター所属のUEAとして、学長からSDGs企画・立案・推進スペシャリストとして特命を受ける。令和3年度科学技術分野 文部科学大臣表彰科学技術賞。
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