4月から5月にかけて続いた緊急事態宣言を受けた休校…。皆さんのご家族はどう過ごされましたか?新型コロナウィルス感染拡大は、想定外の事態。生活は大きく変わり、全てにおいて初めての体験ばかりでした。
・学校休校
・ステイホーム
・テレワーク推進
・オンライン授業
・マスク着用と手洗いと消毒の徹底
・テイクアウトやデリバリー
・オンラインVideoの普及(NetflixやAmazonプライムなど)
・ソーシャルディスタンス
・飲食店などの営業自粛
・Zoom飲み会 などなど
うまく対応できたこと、対応できなかったこと、大人も子ども達も大きな試練だったのではと思います。
私の子育て支援活動もこれまでは全て中止や延期…。秋口頃からのイベントやセミナーなどの再開がようやく決まり始めています。
それでも、この数か月間を振り返ると、これほど「無力だ」と思ったことはありませんでした。
自粛生活…。本来であれば、多くの父親たちにとって、今まで経験したことがないくらい「子どもと過ごす時間」になったはずです。
ある人からは
「こういう生き方が本当の姿だったのかも」
「子供と一緒にご飯を食べれるって幸せだなー」
「ご飯作ってあげたら子供が大喜びしてくれた」
と、前向きな声も聞こえてきましたが
「子供との付き合い方がわからない、今まで逃げていたのかも」
「子供との遊び方がわからない」
「勉強の教え方がわからない」などなど。
父親として親として、悩んだ人も多かったんだろうなと思います。
そんな父親たちを、自粛期間中に応援や支援ができない歯痒さを感じ、”何ができないか”と考えました。去年から段ボール工作や段ボール遊びなどを実施していたので、保管していた段ボールをご家庭で、お父さんと子供で少しでも楽しめないかと思いました。
各地のファザーリングジャパン新潟のメンバーに「どこか段ボールを置いてくれるところ、お知り合いにいませんか!」と呼び掛けたところ県内各地から声があがりました。
・村上オハナネットの渡辺さん
・新潟のはっぴーmamaはうすの松山さん
・紫竹山小学校の教頭先生
・子育ての駅ぐんぐんの馬場さん
・フランス酒場メリメロの優しいご夫婦
・極楽寺のご住職の麻田さん
・FM新津の梨本さん
皆さんの協力で「お家で段ボール遊び」をしてもらう事ができました。本当にありがとうございました。
今後もファザーリングジャパンは、新たな取り組みとして「ソーシャルディスタンス」を取り入れた父親支援や子育て支援を提供できるように、当事者の父親たちと一緒に活動していこうと思っております。
オンライン料理教室やオンラインセミナー…。続々と新しい形の支援が考えられていて、仮に”第二波”がきたとしても活動を続けていく予定です。
みんなで力を合わせて、自分自身を進化させて乗り越えていきましょう!