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だいくとおにろく

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今年で生誕110周年を迎える絵本画家の赤羽末吉。彼は80冊以上の作品の挿画などを描きました。数々の代表作の中でも、日本の昔話シリーズは懐かしさとともに、赤羽末吉の独特の絵が印象深い作品ばかりです。「ももたろう」「かさじぞう」「さるとかに」など。

その中でも「だいくとおにろく」は、橋づくりを任され、苦悩する大工の表情や氾濫する川の迫力、川から現れた鬼の姿、鬼があっという間に作った鬼の橋の様子など、挿絵によって、この物語の印象を濃くする役割を果たしています。同じ昔話の絵本でも挿絵によって物語から受け取る印象が違います。この赤羽末吉の画による日本昔話は、いまでも読み継がれているように、日本人の魂(ソール)に息づいているといえます。

推薦者:中山英(萬松堂本店店長兼出版社島屋六平出版営業課長。1児の父。毎晩、絵本を読み聞かせるのが日課。)

5月30日(土)あさ9時~BSNラジオ「大杉りさのRcafe」で放送予定

 

 

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