SDGs de はぐくむコラム

【特別寄稿】休校日だからこそ「生活習慣を大切にしましょう!」

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突然3月から休校になって、どうして良いのか悩んでしまいます。

行動が自由な夏休みの長期休暇と違って、外出も控えるようにとなると行動範囲が自宅だけとなります。

どのような日常を過ごしたら良いかアドバイスです。

学校に行っていた時を生活習慣の基本として、行動してはどうでしょう。

①朝の習慣を変えない。

起きる、朝食を食べる、洗顔・歯を磨く、排便をし、「行ってきます!」 までを崩さない。

休みだからといって、寝ぼうはしない。⇐ 一番の基本です。

②学習時間は、学校の授業時間でスケジュールを組もう。

授業時間(40分、50分)で学習時間を組み立てよう。学習だけでなく遊び、ゲーム、スマホも時間になったら切り替えることを大切にしましょう。

「学校ごっこ」のように親子で話をして時間割を作るのもいいかもしれません。緩くすると長続きします。

③少しでも運動不足を解消しよう!

外出が制限されると運動不足が心配です。自宅では激しい運動や遊びをすることができないことが予想されます。そんな時は、他局ですがテレビ体操やYouTubeなどで体操やダンス(BSNキッズプロジェクトのトップページにも「ダンダンDance!」のPVがあります。)を練習してみましょう。テレビ体操は正確な動きをすると大人でもかなりハードです。

※住宅環境によってジャンプする動きは控えましょう。

④間食は控えめに!

活動が制限されてしまうと消費カロリーが減ってしまいます。ハイカロリーな間食は太る原因になります。食べ過ぎには注意してください。

⑤夜の習慣を変えない。

休みだからといって夜更かしをしないようにして、定時で寝ましょう。体が疲れていなかったら眠くならないと思います。そんな時は、布団に入り目をつむるようにしてくだい。

①〜⑤は何気ない普段の生活です。休みの時はコントロールする難しさを感じます。

新型コロナウィルスが収束して、早く普段の学校生活が戻ってくることを願っています。

この記事のWRITER

伊藤巨志(三条市在住 新潟県立大学 大学院 健康栄養学研究科 教授)

伊藤巨志(三条市在住 新潟県立大学 大学院 健康栄養学研究科 教授)

1964年、三条市生まれ。日本体育大学大学院修了【体育学修士】、新潟大学大学院博士後期課程修了【博士(教育学)】。子どもの身体発育発達学、運動遊び、健康教育を専門に研究。新潟市寺山公園子育て交流施設「い〜てらす」低学年広場を監修するなど、遊びの中で運動を身につける「遊育」を推奨。現在:人間生活学部子ども学科長。日本体育・スポーツ・健康学会、日本発育発達学会などに所属。
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