いきものがたり

Vol.31 オジロワシ点描

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厳冬の信濃川で、オジロワシ(タカ科)を見つけた。中洲で大きな魚を鷲掴みにして食べている・・・新潟県内にはひと冬に13羽~15羽が飛来するという・・・他にはどんな場所にいるのだろう・・・。

次に見つけたのは、ラムサール条約登録湿地である佐潟だ。まわりが雪にすっぽり覆われ、水面の一部が凍り初めていた。カモたちは身を寄せあいぎっしりと固 まっている。対岸の樹木から飛び立つものがいた!尾羽が白いオジロワシだ。あたりをひらりと飛んだあと水上の凍ったところに止まった。ここではエサとして のターゲットはどうやらカモのようだ。

さて次にオジロワシをみつけたのはやはり水鳥の聖地・福島潟。潟の中にはいくつも中州が出来ている。その中ほどに2つの塊のようなものが見えた。これがオ ジロワシだった。大きさが若干違うようだ。小さく見えるほうがオスで、大きいほうがメスなのかもしれない・・・春になればやがて北に帰り繁殖の季節を迎え る。オジロワシにとって越冬地は次の季節の準備の場所なのだ。

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