日本海に注ぐ川の河口、夏のシーズンには釣り人が魚をねらってやってくる。そしてこんな鳥も…実は魚専門に食べるタカがいるのだ。その名はミサゴ。翼を広げると150~170cmほどになり大きな鳥だ。河口には複数のミサゴがやってきていた。
画面上は2羽写っているが目視した時には3羽が同時に見られた。こんな風にミサゴを見られるのがそれだけ魚が豊富だということ。川の中ほどには杭のような場所がわずかに見られるがそういった場所をうまく利用して羽を休めている。
では魚の捕り方は…上空でミサゴが旋回しながら首を下に向け水面の方をじっと見ている…そして翼をたたみ一気に急降下し水中へ。そして水から出てくるときにはしっかりと魚を足で掴んでいた。しばらくして中洲へ降りると食べ始めた。捕った魚はボラ、河口はこの時期ボラやスズキが多くよってきているという。
運ぶときのスタイルも興味深い。ミサゴは、ちゃんと空気抵抗がないように自分の体の向きにあわせて魚を掴み上手に運んでいた。ちなみに英名はオスプレイという。