今回からシリーズで絶滅危惧種の猛禽、ハヤブサを紹介する。
今年の春先から子育て、巣立ちと継続して撮影を重ね貴重な映像を収録することに成功した。ハヤブサはハヤブサ科に属している。ハヤブサ科の鳥は日本で7種確認されておりそのうち3種が繁殖している。その代表格がこのハヤブサだ。新潟県内でも断崖絶壁に主に生息し、中には人工物、ビルなどの建物に繁殖するものもいる。
今回のハヤブサは海に面した自然の断崖絶壁にいるペアが主人公。特徴は、鋭いくちばしと足の爪、目の下に黒いハヤブサ髭といわれる斑紋、お腹に横縞模様、翼の先端はとがり、気流をうまくつかって獲物を捕られる速度は鳥類の中で最速と言われる。オスよりメスがひとまわり大きい。春先、太陽の光が強くなってきた。オスとメスが旋回をはじめた。新しい季節の到来だ。これから巣を決めて卵を産むための準備が始まる・・・