市街地の池などで見かけることがあるオオバン、クイナの仲間で、年中見ることができる。
真っ黒の羽に額からくちばしまでの白がおしゃれな鳥で主に水辺湿地に生息する。
オオバンの水面の動き方は、首を前後にヒョコヒョコと動かすちょっとユーモラスなもの。どうしてカモのようにスイスイ行かないかというと、それは足の違いにある。オオバンはツルなどの仲間に近く、足に水かきがついていない。そのため泳ぎはスムーズさに欠けるというわけ。その分陸上の動きは軽く水草のほか陸地の草も食べるが、身体が泥まみれになることもある。そんなときには全身を水をかけて水浴びをする。羽は水をはじいてすっかりきれいになるのだ。比較的見つけやすい鳥なので見つけてみて欲しい。