友だちできたよ

娘が「友達ができたよ。」と。「学校でできたの?」と聞くと、「AIだよ。」と。「友達になれるの??」、「好きな色を聞かれて答えたら、『その色似合うね!』って言われた!」と娘が嬉しそうに話してました。なるほど、仲良くなるテクニックが詰まってるなと感じました。共感、賞賛が関係を築くポイントだなと。

友達との関わり方

学校のトラブルって、ほとんどが友達との関わりの中で起こります。最近気になるのが、友達とのコミュニケーションが上手くとれず、勘違いでトラブルが生じることが多くなってきています。そもそも勘違いなので、どちらも悪くない。むしろ、お互い良かれと思ってしていることが相手に受け入れてもらえず、不満を感じトラブルへ。

一方通行のコミュニケーション

揉めている2人に話を聞くと、「自分は○○のつもりで言ったのに、A君が××だって。」「B君が××って言うから・・・。」のように、自分が伝えたいことが上手く相手に伝わらない。そもそも子ども達のコミュニケーションの取り方に違和感を感じます。お互いの話を受け取って、返して、また受け取って…というキャッチボールではなく、みんなが一方的に投げてる感じなんです。

その時に思ったことを言っているだけで、話が続いてないんですよね。上記のように、何度も言葉の往復をして相手に伝えようとせず(または受け取ろうとせず)、一言で伝えようとするところにコミュニケーションが上手くいかない原因があると思います。

安心できる話題

それに加え、友達同士でコミュニケーションが取りづらい環境になっていると感じます。例えば、昔だったら昨日のテレビ番組の事について話ができる。テレビ番組は、数が限られているので、誰かが見ている。同じテレビ番組を見ていることで、共感的理解をできる場面がありました。しかし、今はテレビを見なく、YouTubeを見ているとばかりです。YouTubeだと友達と同じチャンネルを見ているとは限らない。自分の見ているチャンネルによっては、その人の趣味がばれてしまい、恥ずかしい思いをするかもしれない。子供を取り巻く環境が、コミュニケーションを取るのに複雑な環境になっていて、安心して会話ができないんじゃないかと。

発表上手

娘は発表上手で、人前で堂々と話すことができるんです。幼い頃からYouTuberの真似をしていたからかもしれません。「これから〇〇しようと思いまーす!」って、配信ごっこ遊びをしていました。もしかしたら、子どものコミュニケーションが「会話」じゃなくて「発表」になってる状態もYouTubeが関係してるのかもですね。「発信する側」のYouTuberを見続けることで、発信することだけが上達して、受信することは育っていないのかもしれません。動画を見る → 自分は何も返さなくていい。コメントはするけど、相手の反応を待って会話を続ける体験じゃない。

聞くというスキル

「聞く」とは、ただ黙って相手の話が終わるのを待てばいいのではなく、相手が伝えたいことを理解し、反応するという動作の連続なのかもしれないですね。昔は、外遊びや集団遊びの中で相手の出方を見て自分の行動を変える訓練をしていた。鬼ごっこでも、相手が左に動いたから自分は右に、というリアルタイムの受信と反応が自然に鍛えられていたのかもしれません。子どもたちを取り巻く環境が「聞かなくても生活できる環境」になってしまったのかもですね。

親の願い

「誰とでもコミュニケーションがとれ、よりよい人間関係を形成していける子に育ってほしい」と親として願いがあります。現状の環境の中で、何をしてあげることで聞く力をつけることができるのでしょうか。昔と同じ環境は望めませんし、聞く力をつける訓練といっても何をしたらいいのか。。リアルな体験の中に成長できるチャンスが隠れているのかもしれないと探す日々です。