SDGs de はぐくむコラム

もっとみんなで お金のことを話してみよう!

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ここ最近、毎月のようにニュースなどで値上がりするものについて話題になります。

10月も帝国データバンクの調査によると、主要食品メーカー195社が価格改定を予定している飲食料品は、3033品目だそうです。食品だけではなく 今月はゆうパックなどの値上がりも発表されています。

そこで今回は「お金」について考えてみようと思います。

『100円たんけん』

 中川ひろたか/文 岡本よしろう/絵 (くもん出版)

100円で買えるもの・・・100円ショップではなんでも100円。どれもこれも同じ値段!

では他のお店では、何が100円で買えるだろう?

そう思ったぼくはお母さんと商店街に探検(調査)に出かけます。

お肉屋さんで100円分の注文をしたら豚肉と牛肉では量が違かったり、八百屋さんではトマトは1個しか買えないのにピーマンは5個も買えたり!パン屋さんのおじさんはツイストドーナツとかりんとドーナツを組み合わせてちょうど100円にしてくれたり・・・。

身近な100円で物の価値や値付けの仕組みを考えることができます。

私は学校司書としてこの絵本を1・2年生に読み聞かせをしています。「100円 もらったら何に使う?」と読む前に聞いてから読み、読んだ後は「何 買いたくなった?」とたずねます。答えは様々で面白いです。この絵本は2016年に出版された作品で消費税のことは書いてありません。

今の税率で消費税の話をしてみるのもいいかと思います。

 

次に紹介する本は、子どもたちに大人気のかいけつゾロリと一緒に勉強できる本です。

『かいけつゾロリアカデミー おかね まなびの天才』

 原ゆたか/原作 プロダクションベイジュ/企画・構成 (ポプラ社)

現在76巻も出版されている「かいけつゾロリ」シリーズ。その主人公ゾロリと一緒にお金のあれこれを学びます。

1章の「お金をしろう」ではそもそもお金ってなんだ?ということやものの値段が決まる仕組みなどを、2章の「お金のつかいかた」ではお金を使うということはどういうことか? ・・・

生きていくためには必要な使い方や楽しい・嬉しいに使う方法、そして貸し借りなどのトラブルについてまで書いてあります。

最後の3章は「お金をかせごう ふやそう」と題してお小遣いや稼ぐとは?、さらには税金についてまで学ぶことができる章となっています。

出てくる漢字には全てふりがながふってあり、低学年からでも読むことができます。

こちらは2023年に出版された本で現在使われている紙幣で「偽札防止の仕組み」やサブスクリプションについての説明もありました。

小さい頃から読み楽しんできた主人公と一緒にお金に対する知識を増やせれば、子どもながらに経済を考えるきっかけになるように思えます。

子どもがひとりで読むのではなく、大人と一緒に読んで、「お金」について話してみてほしいです。

 

最後はさらに「お金」と「生き方」に踏み込んだ本の紹介です。

『僕らの未来が変わる お金と生き方の教室』 池上彰/監修   (Gakken)

小学校高学年から中高生に読んでもらいたいお金の本です。お金とは何か?を学び、世の中のお金の仕組みを考えていきます。そして自分たちが生きていくにはどのぐらいお金が必要なのか?

老後は2,000万円で足りるのか?などなど。大人が読んでも面白い経済書です。

これからどんな仕事をして稼ぎたいか?と考える前に一読をオススメします。

どんな仕事に就くと安心か? そんな問いのページは読んでいて考えさせられました。今まで経済について、きちんと勉強していない人に最初の一冊として推薦します。

今回は「お金」に関する本を紹介しました。

お金について話すことはなんとなくしにくいという人もいるのではないでしょうか? きちんと学び、自分なりの考えを持てれば「お金」をテーマに語り合えると思いました。

またお金で失敗しないためにも、子どもの頃から家族や周りの人と話すことも大事な勉強だと思います。ぜひ11月の勤労感謝の日の前後やお年玉をもらう(あげる)前に実践してみてくださいね。

 

 

* BSNラジオ 土曜日午前10時「立石勇生 SUNNY SIDE」の オープニングナンバーの後に「はぐくむコラム」をお伝えしています。10月10日は、絵本でSDGs推進協会代表の朝日仁美さんです。お楽しみに!

http://立石勇生 SUNNY SIDE | BSNラジオ | 2026/10/10/土 10:00-11:00 https://radiko.jp/share/?sid=BSN&t=20261010100000

この記事のWRITER

朝日仁美(糸魚川市在住 絵本でSDGs推進協会代表/学校司書)

朝日仁美(糸魚川市在住 絵本でSDGs推進協会代表/学校司書)

神奈川県横浜市出身。結婚を機に糸魚川市での生活をスタート。子育てとともに、公民館事業の支援を受け絵本の読み聞かせの会を発足し、以後16年間 毎月乳幼児親子に絵本にふれる場を提供し続けた。 現在は糸魚川市初の学校司書であり、絵本で世界と繋がりたいと、絵本でSDGs推進協会を設立し活動中。 一男一女の母。 糸魚川市学校図書館司書 絵本でSDGs推進協会 代表理事 SDGs for School 認定エデュケーター 日経BP社 エコマムアンバサダー 絵本専門士/JPIC読書アドバイザー
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